婚活関係 「生涯未婚時代」読んでみました
ハッピー!結婚相談の豊井です。
「生涯未婚時代」、タイトルが気になって読みました。
生涯未婚率というデータが国勢調査にあります。
人間が50才になった時点で未婚である率のことらしいです。
最新調査は2017年発表の、2015年時点のデータで、男性は23.6%、女性は14.1%でした。
つまり、今は男性の4.2人に1人、女性の7.1人に1人が50才になったとき未婚ということです。
この生涯未婚率が急上昇しています。
25年前の1990年には、男性で5.3%、女性は4.3%でした。男性で4.4倍、女性で3.3倍になったのです。さらに、、、
2030年にはこの率が男性の3人に1人、女性の4人に1人になるとの予想もあるそうです。
この状況から、この本の著者の永田夏来さんは「生涯未婚時代」が来たと言い、なぜそうなってきたか、そしてこういう世の中で人はどうすればよいかについて、書いています。
(以下、個人の感想です)
ですが読んでみると、未来は全ての人が一生未婚で過ごすとまでは、言ってません。
詳細を飛ばすと、この本の結論は、
・今の時代は、いろいろな幸福があるんだよ
・だから結婚してもしなくてもいいし
・結婚しても一生添い遂げないといけないわけでもないし
(実際に「結婚して5年以内の離婚が統計的に最も多い」そうです)
・「結婚とはこうあるべきだという理想像」にも縛られなくていいんだよ。
・何が幸せかは、自由に決めていいんだよ
・「結婚をする人生もしない人生も同じくらい尊い」んだよ、
ということみたいです。
つまり、
「人の人生それぞれ。結婚を選んでも、生涯未婚を選んでも自由だから、色々とある幸せの形から、自分の形を自分で選んでつかもう!」
と言うことのようです。
なぁんだ。それなら賛成です。
でも、だったらこのタイトルでなくてもいいですね。暗いし、本の書きっぷりも少し難しいので、前向きな事を言いたいはずなのに、元気が出にくいじゃない。
例えばこの本は、こんな言い方です:
「自分が抱えている不安感や焦燥感は、「結婚」すれば本当に解決するのかは丁寧に考える必要があるでしょう」(p.148)
なんだか厳しい感じ。だけどごもっともです。
不安な人は普通に大勢いるし、大勢会ってます。でも結婚を不安解消のためだけにやれば、うまくいきませんよね。
私だって独身は不安だったけど、結婚したのはこのヨメさんとハッピーになりたかったからです。
ノーテンキですが、結婚するならハッピーになるため、といきたいし、
お相手選びも、一緒にいてハッピーになれるかな?で決めたいですね。
そう思う人、思わない人も、お話しお聞かせください。
明日もがんばろう。