婚活:相手の条件?、大事だけど、細かく決めてもダメ。
結婚相談所というお仕事やってて、時々思います。
「理想の相手がみつかる」という相談所の甘い言葉。実際は難しい。
「理想の相手」なんて、まるでサマージャンボの一等クジです。どこかで存在するに違いない。でも、ごくわずかな超幸運の人にしか当たらないか、何年も探し求めてやっと巡り会うか。そんなものでしょう。
つまり、出会える確率が低い。低すぎます。
とすれば、婚活している人、理想の相手を何年も待てますか?
それにしても、何をもって理想というんでしょう?
それって、相手の条件?
年収、職業、学歴、家柄、長男次男長女一人っ子、親と同居するしない、喫煙禁煙や、身長・体型や顔といったルックス面とかは、外形的「条件」です。
このうち何を重視するかは、人の自由です。ある程度相手に条件をつけるのは大事です。特に「これだけはダメ」という条件は正直な方がいい。
でも「条件」だけで理想の相手は見つかりません。むしろ条件を沢山つければ、出会える相手は減ります。
忘れないで。現実は、あなたが相手を選ぶと同時に、相手もあなたを選ぶのです。
自分と相手方が互いに条件を厳しくすれば、人と会える確率はゼロに近くなります。
そして出会う相手が見つからなければ、最初から結婚をあきらめるのと同じ。
おまけに、条件を厳しくすれば相手と出会えなくなり、自信も減退し、負け犬感がつのり、婚活のやる気もなくなっていく。こわいです。そんなのはイヤだ、と私は思う。
相手に求める条件とは、相手と会えなくなる条件ではなく、会える相手をなるべく多く見つけるために、設定するものです。
そして、人と会えた方が、会えないよりずっとハッピーだ。そう思いません?
だから「条件」は、検索条件を絞り込むためにではなく、自分が許容できる範囲を広めにとるために決めるもの、と思いましょう。
つまり、相手候補に求める条件とは、↓↓↓こういうものだと思いましょう:
・理想的な条件を求めるのではなく、
・自分としては「これだけはイヤ」というレベルをはっきりさせ、
・「だいたいこの範囲なら許容できる」という範囲を示すものにしましょう。
理想の相手とは、探し求めるものではない。
出会って「いいな」と思ったひと同士が、時間をかけて二人で、互いに作り上げるものなのです。
ただ「妻だけにカッコいい夫」づくりを目指すものとしては、体型や顔は重視しなくても、清潔さとおしゃれな服装は、殿方には求めたいところです。なりたい人、ご相談ください。
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