スタバの1号店 奥の壁にはシュルツ前会長の言葉が (シアトル旅行4)
前回からの続きです。
シアトルのダウンタウン、海に面した観光市場、パイクプレイスにある1971年創業のスターバックス1号店に来て、行列に並んで当店日替りスペシャルのカフェラテ、「パイクプレイススペシャルリザーブ」 をいただきました。
飲み物の受け取り待ちで混む店内でふと見上げると、受け取りカウンター裏の壁に手書きの大きな文章発見。筆者はハワードと書いてある。前会長のハワード・シュルツだ!
(ひと月前、6月4日に退任を発表し、6月26日付で退任) →こちらを参照
客よりも店員に見えるように配置して、大切にガラスでカバーしてる。
文面を読むと、こう書いてある。
「’18年6月4日 (退任の発表日だ)
ここから全てが始まった。。
(他者への)敬意と(人の)尊厳を尊ぶ会社を作り、全ての人がコーヒー1杯に集える場所を生み出す夢。
この先へ 愛を込めて ハワード」
“4 June '18
This is where it all began..
My dream to build a company that fosters respect and dignity and to create a place where we can ALL come together over a cup of coffee.
Onward with love,
Howard”
次期大統領選出馬の憶測も聞かれる同氏の言葉。お客にはよく見えない場所にあり、明らかに社員に向けたメッセージと思う。
昨年、スターバックスは難民1万人採用計画を発表するなど反トランプのリベラルな西海岸企業。
政治なんて関係なく、お客さんには、ただおいしいコーヒー飲みに来て欲しいだけなんだよ〜
世界中でスターバックスで働く人たちにも、幸せになってもらいたいだけなんだよ
と、言っているように感じます。
今の米国世相がうかがえますね。
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