映画『シェイプ・オブ・ウォーター』人魚でなく、ギョジンとの恋
最高のおとぎ話。オトナだけでみたい。(映倫R15+です)
3月1日封切り。今月は本当に洋画の大当たりの月。コレも絶対見逃さないと決めて、見に行った。悲しげで切ないカイジュウものだけど、純愛の物語。
先日のアカデミー賞で作品+監督+作曲+美術賞と4部門をさらった。
『人魚』姫は、顔と上半身は人間、それも美女だけど、下半身は魚。人魚と人間の王子との悲恋はもちろん美しい。じゃぁ、『魚人』(顔も魚で全身ウロコ、でも形は四肢ある人間)のオトコと、平民の人間のオンナとの恋は?
『人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ』、というけど、こんな話なら当然、あらゆるジャマが入るよね。でもナゼみんな、ほっといて「あげられない」の?(そう、放っておかないのじゃなく、放っておけない)
というひねくれた発想から、かえって純粋な人間の気持ちが浮き出てくる、、というそんな話。
音楽も着想も設定も演技も、全部が見事にはまって、映画の世界に深く引きずりこまれる。
冒頭、ミュージカルの舞台下からの交響楽と口笛を遠くで聞くような、または水の底で鳴っているような変わった響き。『グレイテスト・ショーマン』のストレートな音楽も素晴らしいけれど、このティム・バートンをもっとやさしくしたような(あ、そうか。『シザーハンズ』もちょっと似た映画だ)曲調はたまらないなあ。
時代設定も60年代にして、全然別の世界の話にあえてしている。そうして、命をかけるような価値ある事って、どんなこと?
と言うテーマをあまり重くとらえずに考えられる感じ。つまり、とってもよくできた映画でした。Yahoo!映画では3.75点と、『グレイテスト・ショーマン』の4.35に負けるけど、こっちは万人受けしない、というだけのこと。
だって本作はR15+(映倫で15才以上とのこと)。主演のサリー・ホーキンスがまぁ美人ではなく、割合簡単に全裸になり、少年少女と一緒だと、聞かれても話しにくい場面もあるので、一緒に見る相手は、よく気心知れた人の方が、いらんこと気にせず集中できるでしょう。
知り合って間もないデートで見るなら別のもっと普通に良いものがよさそう。「グレイテスト・ショーマン」とか。ハイ、論評以上です~。
でも断然いい。また見ようかな。
ところでこの話、婚活と何の関係があるの?
表面的なことだけで相手を判断しては、その人の素晴らしいところは見えない、ということなんじゃないでしょうか。
最初はびびっと響かない相手にも、まず、純粋に関心を持ち、その人の中身をよく知ってみよう、と心がけると、より嬉しい発見があり、きっと良いことがありますよ。
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ハッピー!結婚相談 代表 豊井ゆきたか