映画『トレイン・ミッション』 リアム・ニーソンが相変わらずの
ついてねぇなあ、と思っても大丈夫だ!
『トレイン・ミッション』
ヤフー!映画では評価者数少ないが3.79は立派。ファンばかりがみてるのかな。
リアム・ニーソン主演。このオジサマが「ダークマン」、「フライト・ゲーム」や「96時間」などに続き、またも執念の不死身ぶり。
東京ミッドタウン日比谷ができてすぐ、最初の週末に行っちゃいましたよ。ところで東宝シネマズ日比谷の最新の施設はサイコー!
英語の原題は "The Commuter"
通勤客という意味だ。
主人公マイケルは、警察を退役後10年間保険会社で地道に働いて来た。彼はハドソン川沿いのハリソン駅から毎日同時刻の列車でマンハッタンに通う、文学好きの教養ある男で妻子と3人、幸せに暮らす。もうすぐ60才だ。その男を突然、心を引き裂く社会の厳しい現実が襲う。
なんでこんな目にあうんだ?
呆然と帰りの列車に乗るも家には帰りたくない。
その男に、さらに想像もつかない災厄が待っていた。
その時、人々が家路につく通勤列車は、ある重要人物とそれを狙う殺し屋やらが乗り入れて乗客を巻き込む、恐怖のローラーコースターと化した。もう止まらない。どう収めるんだ。
だいたいなぜこうなるんだ?
という話です。詳しくは劇場にて。
次から次への展開に息もつけず、なぜこうなるかナゾのまま目が離せない。面白い〜。
なんで警察辞めて10年間も、保険会社勤務のフツーのおじさんに戻った人が、20代30代の若者相手にバシバシと格闘して生きてんだ、とか言わないことにしよう。
緊張感をもっとスリリングにするのは実は、対極的な「ゆるみ」感だ。それは日々乗る通勤列車内ののどかな景色。
日本の通勤ラッシュと違い、マンハッタンに通う近郊列車の中は、毎日同じ時間に顔を合わす通勤客同士が顔見知りで、挨拶をして天気や景気の会話を交わすのだ。(ちょっと誇張してるかなとは思うけど。) 車掌さんも通勤客とは顔なじみだ。
こういう景色には、トランプさんの威圧的なアメリカファーストの空気はない。みんな優しい。
この辺の細かい設定も全部映画の展開によく生きてきて、ストーリーがとても自然に入ってくる。脚本も監督も腕が本当にいいですね。プロの仕事って、すべてがカッコいい。
まぁとにかく、見終わって、気分がよろしいです。
こんなオジサマにはなれないけれど、いいなぁ。がんばっぺ。
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いろいろな出会いが見つかる。見つけて一歩、前へ進もう。
小さな一歩を踏み出す。ゼロから一へ、お手伝いします。
ハッピー!結婚相談 アドバイザー 豊井ゆきたか
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