映画: 15時17分、パリ行き
21時44分、東宝シネマ六本木にて。
見てよかったー。久々に見たい!と思って行った洋画でした。
クリント·イーストウッド監督作品。
2015年8月21日。アムステルダム15時17分発のパリ行き高速鉄道の車中。
機関銃持つテロリストを、車内に居合わせた幼なじみの米国人旅行客3人と、もう一人が取り押さえ、
奇跡的に怪我人3名にとどめたという実話(タリス銃乱射事件)を元にした映画。
と言っても、普通の「実話を元にした」作品とはワケが違う。
この映画では、主演が、実際に犯人を取り押さえた米国人3人なのだから。なんと。。。
主演3人の演技は(イヤこういうのは「実演」ていうんでしょう)、
自然で力みもなく、本人しか伝えられない説得力を感じるし、むしろ名の知れた俳優がするより良かったと思う。例えば極端な話、実話ヒーローものの映画の主演がキムタクだったりしたら、正直ヘンテコに感じないか。監督前作の「ハドソン河の奇跡」さえ、トム·ハンクス主演じゃなくても面白かったのかな、と思えるような、でした。
ところで、冒頭の文を読むと、すでにネタバレじゃねぇか?
と思ったらちょっと待って。
逆に、この、ある意味単純な話を一体どうやって1時間半のストーリーに仕立てたか、関心わきませんか?ちなみに「24」的な展開はありません。全然違う。
監督さん得意の、しみじみと面白い映画。一人の人間が生まれてくる意味さえ、考えさせられたけれど、沈痛なところはない。サイダー飲んだ後の感覚。観て良かった❗
デートにもよろしいんじゃないでしょうか。男ばかり出てくる感じですが、残酷な描写もないし(監督さんももう昔のダーティーハリーではなくなった)、
終わった後で気楽に映画の感想が話し合えるでしょう。恋愛ものだと、男子には照れ臭いかも知れませんが、これなら大丈夫な気がします。
ところでこれは婚活のためのブログですので、
一言付け加えると、、、
お見合い後すぐ1、2回目のデートには、映画はあまりおすすめしません。
なぜでしょう?
それは、知り合って早い段階では、あまり長時間過ごすより、会うのはせいぜい2時間くらいの短い間にして、互いを知り合うことに集中した方が、一般には相手も安心するし喜ばれるからです。特に女性に対して、男性はそんな配慮はとても大事。
婚活に限らず、男女の間で関係を築くには順序が大事。
最初のうちは、着実に、相手のことを互いによく知ろうとして、自分のこともわかってもらえるにはどうするかを、よく考えると、きっと良い効果があるでしょう。
いろいろな出会いが見つかる。見つけて一歩、前へ進もう。
小さな一歩を踏み出す。ゼロから一へ、お手伝いします。
代表 豊井ゆきたか